経験者が解説!コンテンツマーケティングの7つのメリット

コンテンツマーケティングを今から実施する企業は、その施策にどんなメリットがあるのかを事前に把握したいとお考えだと思います。

筆者は、日本でコンテンツマーケティングが注目され始めた2014年頃から、8年以上の経験がありますが、その経験から言うとコンテンツマーケティングには7つのメリットがあると考えます。

端的に言うと、コンテンツマーケティングを実施することで、自社の努力によりSEO上位を取得し、アクセス数を集めることができるので、担当者もWebマーケティングのスキルを養うことができます。

本日はforUSERS株式会社でWebマーケティングを担当している筆者が、コンテンツマーケティングのメリットについて解説します。

※コンテンツマーケティングとは本来、SEOやブログ記事によるものだけでなく、動画やメルマガによるものも含まれますが、この記事ではSEO及び、ブログ記事によるコンテンツマーケティングに的を絞って解説します。

コンテンツマーケティングの7つのメリット

メリット①自社で影響力のある情報発信メディアを持つことができる

コンテンツマーケティングを成功させることで、広告費をかけずに10~100万PVの情報発信メディアを持つことができます。筆者自身も多くの会社でコンテンツマーケティングを実践してきましたが、2014年に筆者が企画からブログ記事執筆まで担当したメディアは、今では100万PVを超えるメディアとなりました。

◆ベルリッツ ブログ

ベルリッツブログ

画像引用:ベルリッツ ブログ

また、コンテンツマーケティングは大手事業者だけが成功させることができる施策というわけではありません。

筆者の趣味ブログの「東京シュノーケリングブログ」は、記事数は40記事程度ですが、夏には15万PV以上の集客を実現しています。個人においても、自身の体験談をブログ記事にすることで、このような情報発信が可能となります。

◆東京シュノーケリングブログ

東京シュノーケリングブログ

画像引用:東京シュノーケリングブログ

このように、個人であってもユーザーのために役立つ情報を発信し続けることで、自社が所有するサイトやブログに多くのアクセスを得ることができるのです。

メリット②自社内でSEOの知見を得ることができる

ブログによるコンテンツマーケティングについてですが、社内で書いた(あるいは企画・構成した)ブログにおいてSEO順位で1位を取得することができれば、担当した社員は大きな自信を得ることができます。

SEOなどのWebマーケティング施策においては「広告代理店」や「SEO業者」などの外部に依頼する方法が一般的です。

しかし、社内でユーザーの役に立つ、独自の記事を書くことができれば、インターンや新卒の社員でもSEO上位を獲得することは難しいことではありません。現に、弊社のクライアントにおいては、多くの新卒社員がSEOの上位表示に成功しております。下記をご覧ください。

◆キーワード「EC 古着」のSEO順位

EC古着のSEO順位

弊社クライアントの新卒社員が書いたブログ記事のSEO順位ですが、3か月ほどでSEO1位を獲得しました。このような経験を社内で持つことができれば、広告代理店に頼らずとも自社でWebマーケティング施策を実践していくことができるのです。

また、筆者自身もコンテンツマーケティングを実践するまでは、単なるマーケティング担当でしたが、自分で数百以上のSEOキーワード上位表示を達成したことで、フリーランスとして独立し、今ではSEOに関するコンサルタントとして、書籍を出版するにいたりました。

全ては、社内でコンテンツマーケティングを内製した結果と言えるのではないでしょうか。

メリット③公式サイトでアプローチしにくいSEOキーワードでも訴求できる

SEOを考えるときに、公式サイトではアプローチしにくいキーワードというものが存在します。例えば英会話スクールにおいては以下のようなSEOキーワードです。

◆公式サイトで訴求しやすいSEOキーワード

・英会話教室、英会話スクール
・新宿 英会話スクール、心斎橋 英会話スクール
・オンライン英会話教材、ビジネス英語教材

◆公式サイトで訴求しづらいSEOキーワード

・日常英会話
・英語 初心者
・英語 上達

公式サイトでは、すでに英会話スクールに行くことを検討している顕在層のユーザーに対するキーワード(自社の教室の立地や教材)についてはSEOで上位表示をしやすいのですが、潜在層のユーザー関してはブログ記事の方がSEO上位表示がしやすくなります。

実際に検索結果を見てみましょう。

◆キーワード「英会話スクール 日本橋」の検索結果

英会話スクール日本橋の検索結果

上記の赤枠はいずれも英会話スクールの公式サイトです。それに対して、日常英会話ですと、下記のような検索結果となります。

◆キーワード「日常英会話」の検索結果

日常英会話と検索

上記の検索結果を見ると、多くはブログ記事と英会話アプリの紹介であり、公式サイトよりも、ブログ記事の方が、このようなキーワードでのSEO上位表示に向いていることが分かります。

そのため、ブログ記事によるコンテンツマーケティングを実践することで、多くのキーワードでSEO上位表示が可能となるのです。

メリット④企業ドメインならコンテンツマーケティングの難易度は低い

コンテンツマーケティングの難易度の高さが気になっているかもしれませんが、もし企業のドメインを使ってコンテンツマーケティングを実践するならば、難易度は高くはありません。

現在のGoogleのアルゴリズムにおいては「E-A-T」が重視されます。

◆E-A-Tとは?

Expertise(専門性)」
Authoritativeness(権威性)」
Trustworthiness(信頼性)」

E-A-Tとは上記の3つの要素のことであり、カンタンに言えば内容よりも「誰が情報発信しているのか」という点が重要視されるのです。

参考:Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと(Google 検索セントラル ブログ)

そのため、特に大手や有名企業のドメインにおいてはEATの要素が強いため、SEO順位を獲得しやすいというメリットがあるのです。

そのため多くの企業は新しい別ドメインではなく、自社ドメインでコンテンツマーケティングを実践しているのです。

◆ECサイトでコンテンツマーケティングを行う場合

同じドメインか別ドメインか

 

すでに運用歴のあるドメインであれば、Googleのクローラーがサイトに訪れているので、同じドメインでブログを運用しましょう。その方がGoogleに認知されやすいため、企業ドメインであればコンテンツマーケティングの難易度は非常に低いのです。

メリット⑤リストを集めるのが容易になる

社内の営業社員がアプローチするためのリストを集めやすくなるメリットがあります。多くの企業が実践しているのですが、ブログ記事のサイドバーやフッター、あるいはポップアップバナーを表示させることで「ホワイトペーパーのダウンロード」を訴求します。

おおよそですが、閲覧者100人中、1人くらいの割合でホワイトペーパーのダウンロードがあります。

その際に個人情報を取得することで、営業リストを作成することができます。また、このリストは見込み度が低いユーザーも多く含まれているので、まずはメルマガ送付リストに使う企業も多くあります。

メリット⑥すぐにセミナー集客が可能

Webサイトを作成することはそこまで難しくありませんが、集客をすることが非常に難しいのが現状です。しかしコンテンツマーケティングを実践していれば、セミナー集客などが容易になります。

急きょ今月末にセミナーを開催するというケースなどは、集客するのは非常に難しいものです。

そこでコンテンツマーケティングのメリット⑤であげたリストを使って集客もできますし、自社のブログでセミナーやイベントを告知することで、興味のあるユーザーを集めることができます。

また、見込みの低いリストに対して、セグメントをかけて興味のありそうなセミナーを開くことで、見込み度を上げて、営業しやすくなる工夫などもカンタンに実施できます。

メリット⑦集客に合わせて新規事業をスタートしやすい

コンテンツマーケティングを実践すると、当初想定していなかったSEOキーワードで上位表示が実現することもあります。例えば、筆者の知り合いの塗装会社では、当初は外壁塗装のブログ記事を書いていたのですが、廃品回収の記事でもたまたま上位表示ができるようになり、その後、廃品回収のビジネスも立ち上げました。

このように、集客ができてしまえば、メイン事業以外にも新規事業を始めやすいというメリットがあります。

まとめ

本日は、コンテンツマーケティングのメリットについて解説しました。もし、自社で実施を検討しているのなら、すぐに試してみてください。企業ドメインを使って実践するコンテンツマーケティングは成功確率が高いからです。

もし、コンテンツマーケティングを含めたECサイトのマーケティングに関してご要望があれば、インターファクトリーのEC支援サービス「ebisu growth」までお問い合わせください。経験豊富なコンサルタントが貴社ECサイトを成功に導きます。

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ABOUT US
井幡 貴司
forUSERS株式会社 代表。 株式会社インターファクトリーのWebマーケティングシニアアドバイザーとして、ebisumartやECマーケティングの支援、多数セミナーでの講演を行う。著作「図解 EC担当者の基礎と実務がまるごとわかる本」では、ECサイトの初心者向けに特に集客方法について解説。