WordPressでECサイトを作る2つの方法!決済やSSLも解説

「ECサイトってWordPressで作れるのかな?」
「操作がカンタンなWordPressでECサイトを運営したい!」

ECサイトをWordPressで運営したいという人は多くいます。なぜならWordPressは世界一のブログプラットフォームであり、日本においても日本語版のWordPressが個人から大企業まで広く浸透しています。

その理由は「誰でも使える操作性」と「無数のプラグインが利用」できるため、WordPressがあればブログで実現したいことは無料で、誰でも、すぐに実現することができ、WordPressは最も集客(SEO)に適したプラットフォームだからです。

ECサイトをWordPressで実現するには主に2つの方法があります。

方法①WordPressにECカートのプラグインを入れる
方法②WordPressと連携可能なECシステムを使う

本日は、インタファクトリーでシニアアドバイザーを担当している筆者がECサイトをWordPressで実現する2つの方法を解説します。

WordPressでECサイトを作るための2つの方法

WordPressでECサイトを作るための方法は以下の2つがあります。

方法①WordPressにECカートのプラグインを入れる
方法②WordPressと既存のECシステムと連携させる

それぞれ解説いたします。

方法①WordPressにECカートのプラグインを入れてECサイトを作る!

初心者がECカートのプラグインを選ぶなら”Welcart”がベスト!

ECカートのプラグインは数多くありますが、日本語対応しており、日本での導入実績が豊富なプラグインの方が初心者には安心です。その点”Welcart”は日本初のECカートプラグインで、16000サイトの実績があるので、海外のECカートのプラグインは検討に入らないと思います。

Welcart公式ページ

Welcartは無料ですが、決済時(注文時)に手数料を3%程度を取ることで収益にしているため、ライセンス費用や初期費用が一切かかりません。

Welcartの導入の2つのステップ

それではWelcartの導入方法を解説します。とてもカンタンです。

(1)WordPressの管理画面からプラグインの新規追加を選択

・WordPressのメニューの「プラグイン」を押します(黄色い四角)
・新規追加ボタンを押します(赤い四角)

(2)プラグインの入力窓にプラグイン名”Welcart”と入力

・入力窓に”Welcart”と入力(青い四角)※別のプラグインを導入する場合は、そのプラグイン名を入れます
・Welcartが出現するので、”今すぐインストール”を押す(赤い四角)

これだけです!たった2ステップで、すぐにWordPressにECカートのプラグインを導入することができます。

その後、忘れずに「有効化」しましょう。

そうするとWordPressサイドメニューに「Welcart Shop」というメニューが出現しているので、そこで、Welcartの設定を行います。

※Welcartの設定については、公式ページのオンラインマニュアルで確認してください。

Welcart オンラインマニュアル

また、Welcartを有効化すると、ECサイト用のテーマがダウンロードされますし、Welcartには様々なWordPress用のテーマが用意されているので、商品やブランドの雰囲気にあったものを適用してください。有料のものでも1万円程度提供されております。

方法②WordPressと連携可能なECシステムを使う

ASP-ECやオープンソースのECシステムには「WordPress」と連携して使えるものが数多くあります。そのほとんどは有料ですが、同じドメインURLで「ECサイト」と「ブログ」を運営できるため、「WordPressのブログプラットフォームとしての機能」と「ECシステムとしての機能」の両方の機能を最大化できるのがメリットです。

◆ECサイトとブログが同じURLで運営できる

デメリットは、ASP-ECはWordPressと違い、有償ですから月額1万円程度かかります。またWordPressとの連携はオプション料金となりますから、初期費用と月額費用が追加で発生します。それでも設定は、ASP-ECベンダーが行いますので、まったくの初心者にはこの方法がベストです。

では導入方法を解説いたします。

(1)ASP-ECを選ぶ。選ぶポイントはECシステムの費用と機能

MakeShopやフィーチャーショップ2、ショップサーブなどの大手ASP-ECであれば、必ずWordPressとの連携オプションが用意されています。しかも、その設定はすべてASPベンダーが行ってくれるので安心です。

WordPressとの連携が前提であれば、どの大手ASP-ECを選んでも、連携においてはあまり差がないため、問題ありません。ですから選ぶポイントは費用とECシステムの機能になってきます。

個人であれば、登録したい商品点数も100点未満でしょうから、ECシステムに求める機能はさほどないはずです。したがって月額1万円程度のASP-ECを選んでください。

ただし、企業の場合は「3年後にはEC年商1億円を達成し、システム連携を行う」など将来の構想があるでしょう。その場合、カスタマイズが可能な高価格帯のASP-ECを検討をすると、3年後にシステムをリニューアルする必要なく、ASP-ECをそのままカスタマイズを行うことが可能です。

カスタマイズ可能なASPかどうかは事前に調べておきましょう。

(2)ASP-ECとWordPressを連携させるデメリットは、管理画面が2つになること

費用がかかるという点以外にも、1点だけASP-ECによるWordPress連携はデメリットがあります。それは管理画面が2つになってしまうことです。

◆管理画面は2つ

・ASP-ECの管理画面
・WordPressの管理画面

ログインのアカウントもそれぞれ別のため、管理が少し面倒になります。しかし、チームでECとブログの両方を運営する場合は、「ECサイト担当」と「ブログ担当」のログイン先が別々なので、権限を分けることができます。

WordPressでECサイトを運営するメリットは集客!

WordPressでECサイトを運営するための2つの方法を解説いたしましたが、そもそもWordPressでECサイトを運営するメリットはどこにあるのでしょうか?それはブログ記事を使ったコンテンツマーケティングによる集客がしやすい点です。

現在、コンテンツマーケティングによって爆発的集客に成功した会社は、そのほとんどがWordPressを使っています。なぜWordPressでブログを運営すると集客しやすいのでしょうか?それには4つの理由があります。

◆WordPressが集客に向いている4つの理由

①Googleが認めてるブログプラットフォームであること
②サイトの内部施策(内部リンク構造)がSEOに最適化されている
③利便性の高い機能がプラグインですぐ実装できる
④WordPressで集客するための情報が多く公開されている

①と②についてですが、日本に置いて検索エンジンシェアの90%以上を握っているGoogleが正式にブログプラットフォームとして認めている点は大きなポイントです。その背景には、WordPressが内部リンク構造において最適化されている点が評価されているのです。

具体的には「パンくず」と呼ばれるナビゲーションリンクの設置や、記事のカテゴリーページをボタン一つで追加・変更できる点などユーザーにも利便性が高く、Googleのクローラーと呼ばれるロボットにとってもサイト構造を理解しやすいため、Googleから評価されているのです。

そして、③の点ですが、現在のSEOは「サイトの使いやすさ、見やすさ」という点が非常に重要視されています。しかしWordPressならば、無数にプラグインが提供されており、ユーザーにとって必要な機能が、カンタンに無料で実装することができます。その結果、ユーザーが使いやすいサイトになり、SEOの順位も上がりやすいのです。

これが他のプラットフォームであれば、機能の実装が不可能であったり、カスタマイズになると数十万円かかることもありますが、WordPressであれば無料で、誰でもすぐに実装できるからです。

最後に④ですが、WEBで多くのノウハウが無料で公開されている点です。多くの企業やブロガーがWordPressを使ったSEO手法が公開しており、その中でもバズ部の記事はブログ集客の全ての方法を解説しております

バズ部

ちなみに筆者もバズ部の手法を用いて、WordPressのサイトで月間65万PVを達成した経験があり、これからWordPressで集客を目指す方はバズ部の記事を読んで、集客のコツをつかんでみてください。

「SSL対応」はWordPressでECサイトを作るときに重要なポイント!

本日紹介した2つの方法で、WordPressでECサイトを作ることができます。しかし、忘れてはいけない重要なポイントがSSL対応です。SSLとは、インターネットを見る時のPC(スマホ)とサーバー間の通信のプロトコル(通信手順)ですが、SSL対応をしていると暗号化されているため、第三者にのぞき見られることがありません。

つまり、SSL対応されたサイトであれば、クレジットカード番号やID・パスワードなどの個人情報入力の安全度が高いのです。これがSSL対応されていないページであれば、第三者が物理的にのぞくことが可能で、情報を抜き取られる可能性があります。

URLを見れば、そのサイトがSSL対応しているかどうかが、わかります。下記の2つを見比べてください。

◆SSL対応されたURLの例(sがついている)

https://www.xxx.com

◆SSL対応していないURLの例(sがついていない)

http://www.xxx.com

しかも、2018年7月よりGooglenoブラウザー「Chrome(クローム)」を使っているユーザーは下記のように”保護されていません”表示されてしまいます。

◆SSL対応していないサイトの表示例

このような状態では、例えWordPressでブログ記事を書き、アクセス数を集めることができても、ユーザーは怖くて「クレジットカード番号」をあなたのECサイトに入力すること避けることになり、集客しても、ECサイトで注文数が少なく利益を上げることができません。

WordPressでECサイトを構築する場合は、必ずSSL対応を行ってください。「方法②WordPressと連携可能なECシステムを使う」であれば、ASP-ECベンダーに頼めば、SSL対応を行ってくれますが、「方法①WordPressにECカートのプラグインを入れる」であれば、自分でWordPressをSSL対応を行う必要があります。

WordPressのSSL対応は、技術力のない個人で行うのは非常に困難です。また、WordPressがあるサーバーによって、設定方法がそれぞれ異なりますのでとても複雑です。

筆者も個人でWordPressのブログを複数所有しており、SSL対応は非常に悩ましい問題でありましたが、下記の専門業者に依頼して、全てのブログをSSL対応してもらいました。

CTA研究所

技術力のない方は、専門の業者に依頼するのがベストでしょう。また、クラウドソーシングでも、SSL対応を格安で請け負ってくれる技術者がいるので、探してみてください。

決済方法のメインはクレジットカード決済!

WordPressでECサイトを構築した場合も、決済方法は通常とかわらず、ECシステム(WelcartやASP-EC)が提供する決済方法を使うことになります。どの決済会社もクレジットカード決済が基本となり、それ以外のコンビニ決済や後払い決済に対応しているかどうかは、そのECシステムが提供している決済方法に依存します。

これからECサイトを初めて作る方は、クレジットカード決済に対応していれば決済方法として問題はありません。しかし、ターゲットユーザーが10代中心になると、10代はクレジットカードを持っていないユーザーが多いため、若いユーザーが好む決済方法のコンビニ決済も考えないと、ECサイトで売上を伸ばすことはできません。

ECサイトを使って、海外をターゲットにしたい!(越境EC)

WordPressで作ったECサイトの表記を英語や中国語にすれば、海外ユーザーも購入することができます。海外ユーザーには日本から国際スピード郵便(EMS)を使って配送できます。

海外で人気のある日本製品を売れば商機は十分ありますが、注意点もあります。

注意点①中国人はGoogleを使わない

中国人は検索エンジンにGoogleは使いません(2010年にGoogleは中国から撤退)。ほとんどが百度(バイドゥ)という中国の検索エンジンを使っており、この検索エンジンは、海外サイトはクローリングされないため、中国人ユーザーが検索エンジンで、あなたのサイトを発見することはできません。

このため、中国人にECサイトで商品を購入してもらうには、例えば実店舗で中国人の集客に成功しており、そこでメールアドレスを収集しておくなど、中国人に直接サイトURLを届ける施策が必要になってきます。

結論から言えば、よほどのノウハウがないと、中国人向けのECサイトで成功するのはかなり難しいですし、中国人向けECサイトの成功事例も少ないのが現状です。

注意点②国によってはキャンセル率が高いことも

海外のユーザーと日本のユーザーでは、文化が異なることを念頭に入れて置かなくてはいけません。例えば、返品大国のアメリカだと1割が返品対象というデータがあります。アメリカでは、食べかけのものも「美味しくなかった」という理由で返品されることは珍しいことではありません。

ECサイトではありませんが、ユニクロもアメリカで返品に苦戦しているニュースがあります。

アメリカで苦戦するユニクロ、原因は返品条件の厳しさか?

利益率に低い商品を販売する場合、1割以上が返品対象だとビジネスが立ち行かなくなります。このように、ターゲットとする国のユーザーの傾向を事前につかんでおかないと、痛い目にあうことになります。

ECサイトを作ることだけが目的なら、WordPressは必要ない!その理由は無料のECシステムがあるから!

WordPressでECサイトを作るメリットは、集客しやすい点にあります。しかし、もしECサイトを作ることだけが、目的の場合(決まった顧客がいるため集客が必要ないなど)はWordPressでECサイトを作る意味がありません。

なぜなら、BASEやSTORE’S.jpなど0円の無料ECシステムが世の中にはあり、だれでもカンタンにECサイトを作ることができるからです。しかも操作性も抜群で、高いITリテラシーを必要としません。

WordPressでECサイトを作る場合は、ブログ記事による集客力が最大のメリットです。この点を踏まえて、本日紹介した方法でWordPressでECサイトを検討してみてください。

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