食品業界を目指す方が読むべきまとめ!平均年収や市場規模も事前に確認!

「食品業界は安定してそうだ!」
「有名な企業が多い!挑戦してみたい!」

という方は多いと思います。食品業界は人々の食を提供している仕事であるため「急激に需要がなくなることがない」という安定しているイメージがもたれています。

しかし、日本市場は少子高齢化のため、どんどん縮小し、今後は海外市場に参入していくことが業界各社の課題になっております。

本日はインターファクトリーで、シニアアドバイザーを担当している筆者が食品業界について詳しく解説いたします。

食品産業の国内生産額は96兆円!(2016年)

まずは下記のグラフをご覧ください。農林水産省が公開している食品業界の国内生産額をグラフにしたものです。2016年は96兆円を超える、巨大な産業であり赤い折れ線グラフは、食品業界の国内生産額が、全産業に占める割合を表しております。

引用データ:農林水産省 食品産業に関する統計

2015年(平成27年)以降、国内生産額が伸びていますが、原材料の多くを海外に頼っている日本は、2012年頃より円安に突入しました。2018年現在では1ドル111円を超えており、そのため食品各社は、食品の値上げに踏み切っています。

また、日本国内の人口減のため、国内市場にとどまるわけには行かず、食品業界ではM&Aによる海外市場への参入が活発になっております。人手不足からの、人経費や物流費の高騰を抑えるため、IT投資や、店舗の無人化などに注力できない、中堅以下の会社は業界再編に取り込まれていくことが予想されます。

【ベスト50社】食品業界 売上高ランキング

まずは下記の表をご覧ください。下記の表は以下のリンク先のデータより作りました。良い記事なので、そちらもあわせてご覧ください。

データ引用先:食品業界の動向・現状・ランキング等を研究-業界動向サーチ

 

順位 企業 売上
1位 日本ハム 12407億
2位 明治HD 12237億
3位 味の素 11859億
4位 山崎製パン 10271億
5位 マルハニチロ 8848億
6位 伊藤ハム 6387億
7位 日本水産 6371億
8位 森永乳業 6014億
9位 雪印メグミルク 5783億
10位 キユーピー 5781億
11位 日清製粉グループ本社 5567億
12位 ニチレイ 5353億
13位 日清食品HD 4680億
14位 キッコーマン 4083億
15位 ヤクルト本社 3904億
16位 東洋水産 3832億
17位 プリマハム 3612億
18位 江崎グリコ 3384億
19位 日清オイリオグループ 3278億
20位 日本製粉 3116億
21位 スターゼン 3034億
22位 不二製油グループ本社 2875億
23位 フジパングループ本社 2732億
24位 昭和産業 2478億
25位 カルビー 2461億
26位 エスフーズ 2425億
27位 ハウス食品グループ本社 2418億
28位 丸大食品 2295億
29位 極洋 2266億
30位 宝HD 2253億
31位 わらべや日洋 2091億
32位 中央魚類 1989億
33位 カゴメ 1956億
34位 J-オイルミルズ 1873億
35位 森永製菓 1818億
36位 日本たばこ産業 1658億
37位 エスビー食品 1331億
38位 大都魚類 1142億
39位 ブルボン 1095億
40位 正栄食品工業 1067億
41位 不二家 1040億
42位 三井製糖 1013億
43位 亀田製菓 973億
44位 理研ビタミン 880億
45位 オエノンHD 823億
46位 永谷園HD 791億
47位 はごろもフーズ 778億
48位 ケンコーマヨネーズ 669億
49位 フジッコ 587億
50位 日本甜菜製糖 578億

1位の日本ハムは、高度成長期に合わせ、日本人の食生活が洋風化してきたことと、牛肉の自由化の動きにあわせ、ソーセージやハムの需要が増え、成長してきた会社です。さらに日本の少子高齢化を踏まえ、30年前よりM&Aによる海外事業への参入に熱心に取り組んでいる企業です。

3位の味の素は、うま味調味料の「味の素」戦後から輸出をはじめおり、現在では営業利益のうち58%が海外からの利益であり、海外比率を高めている。

このように、安定している食品業界も、少子高齢化で縮小する日本市場に備え、M&Aや海外参入を早めているのが現状です。

 

食品業界の平均年収は585万円!

安定している食品業界の平均年収はそこまで高くはなく、585万円です。しかし、あくまで平均であり、大手企業の平均給与は600~1000万円と高水準になっております。さらに食品業界は、住宅手当など福利厚生が充実しているケースが多いのも非常に魅力です。

食品業界の将来性や課題

すでに触れたとおり、国内市場はすでにピークを過ぎており、国内の市場はどんどん縮小していきます。ですから海外市場への参入が生き残りの鍵を握っており、M&Aにより海外企業の買収を進めるなど、対応を迫られております。

また、日本国内においては、食の多様化が進んでおり、画一的なラインナップから、どのように多様化に対応していくかが、課題となります。

他業種からの食品業界への転職は可能か?

他業種からの転職はカンタンではありません。第一に人材の入れ替わりが少ない業界であるうえ、中途採用には、実務経験が求められることが多いため、他の業界のように他業界から食品業界への転職に関しては、敷居が高い印象です。

まとめ!こんな方が食品業界に向いている!

急激に売上が上がったり、逆に下がったりが少ない業界ですから、腰を据えて商品開発を行いたい方に向いております。逆に、変化を求める方には、物足りない業界かもしれません。

また、食品業界は、食品の産地偽装などの事件で信用を落とすと、会社の存亡にかかわりますから、今は誠実な人が業界に求められているのも特徴です。

また、今後は海外へ参入する企業が多くなり、英語などの外国語に長けた方は、チャンスが広がるでしょう。

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